アートの魅力を提案するユニット

北加賀屋(大阪市住之江区)エリアの古い空き家をセルフ・リノベーションし、ギャラリー兼バー「鞦韆舘」としてスタートしたのが2009年の夏。ここを拠点に音楽ライブや美術展示などを開催する一方、同エリアの名村造船所跡地では、演劇やダンスの作品をプロデュースしてきました。
そして2011年夏、あらゆるジャンルのアート・イベントを企画・製作できるユニットを目指し、廃工場つきの住居に移転。
イベント・スペースを併設したシェアハウスとしてリスタートしました。


2009年◎赤い壁が目印のアート発信基地

ー赤い外壁が目印で、内装は昭和チックな懐かしさ。ー

2009年、アートな魅力で北加賀屋エリア(大阪市住之江区)を変えていくプロジェクトとして、「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」が提唱されました。これは同エリアに点在する空き家や空き地、廃工場などをアーティストやクリエイター自身がリノベーションし、アトリエやギャラリ−、工房やオフィスとして開設・運営し、「芸術や文化が集積する創造拠点」として再生することを目指すものです。
このプロジェクトが提唱された同年春、築40年くらいの古い二階建て一軒家(北加賀屋2丁目)がセルフ・リノベーションされ、住居兼アートな空間としてスタートしたのが「鞦韆舘」です。1Fには現代美術ギャラリー「トップ・ノォト」とcafe & bar「カンケリキリン」を備え、現代アートの作品展示や音楽ライブ、演劇、トークショーなどが開催されました。

2010年◎インフォメーション・センター「ク・ビレ邸」の開設

ーエントランスには赤い看板とモザイクのドア。ギャラリーとバーが併設。ー

その後、北加賀屋の空き家や廃工場にアーティストやクリエイターを誘致する計画が順調に進む中、これらプロジェクトの詳細を紹介し、現在の情報を発信していく拠点の必要性が浮かび上がりました。そして2010年10月、「鞦韆舘」のプロデュースのもと、インフォメーション・センター「ク・ビレ邸」がオープン。
邸内には現代アート・ギャラリーとバー・スペースが併設され、アーティストやクリエイターと地域住民とが気軽に交流を深める「場」として、注目を集めています。
→もっとくわしく「ク・ビレ邸」を知る

2011年◎アート・スペースを併設したシェアハウスが誕生

ー廃工場に出現したアート空間。隣接のシェアハウスは奇天烈な内装。ー

「ク・ビレ邸」のギャラリー開催により、多くの現代アート・ファンが北加賀屋を訪れることになり、「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」の認知度もにわかに高まりました。そこで「鞦韆舘」では、同プロジェクトを象徴できるようなコンテンツを目指し、アート・イベントの開催やアート・スペースの開設準備をスタートすることに。
2011年春、「鞦韆舘」は新しい活動拠点として、住居兼工場のリノベーションに取りかかりました。住居部分はアート・プロデューサーを目指す人材のためのシェアハウスに、工場部分はアート・イベントや舞台芸術を創造できるスペース「藝術中心◉カナリヤ条約」として生まれ変わりました。
また2011年8月には、鞦韆舘プロデュースでアート・イベント「カロウルエの街」を北加賀屋エリアの名村造船所跡地で開催。関西一円から美術、演劇、ダンス、音楽、映像など、あらゆるジャンルのアーティストが一堂に会し、アートな多ジャンル交流プロジェクトとして好評を博しました。
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